ここちめいど 7期募集

「LINEの参加登録」

ここちめいど7期へ参加検討or希望される方はオープンチャットへご参加ください。
2025年5月8日よりオープンチャットOpen!

患者さんが本当に伝えたいこと
あなたはキャッチ出来ていますか?

「こんな人におすすめ」

・患者さんが途中で来なくなる
・本当にこのまま通ってもらっていいのかという不安がある
・もっと患者さんに寄り添いたい
・施術の効果を最大限に引き出したい
・メンタル疾患の患者さんを診たい
・ご自身がなんらかの生きにくさを抱えている
・自信を持って患者さんに接することができない
・自分を好きになりたい
・変わりたいけど変わり方が分からない

それは、患者さんの求めていることが聴けていないからかもしれません。
患者さんへの向き合い方を改善するために、傾聴を学んでみませんか?

 

【推奨時期】

・鍼灸師として基礎を学んでからご参加いただきたい為、鍼灸師2年目以降の方。それ以上は問いません。

・精神疾患をお持ちの方は、ご自身への治療を目的としない事。

 

まず、サロンオーナー
米倉まなの話を聞いてください。

【私が患者さんに安心感を与えられる理由】

んにちは、オンラインサロンここちめいど オーナーの鍼灸師まなです。
私は鍼灸師になる前、うつ・パニック障害・双極性障害を持った精神疾患患者でした。

多い時で1日30錠もの薬を飲んでいたのに、鍼灸施術を受けたことで薬なしでも生活できるようになったことに驚き、その原因を知りたいと鍼灸の世界に飛び込み、14年が経ちました。

〈生きづらさを抱えた人を減らしたい〉作ります。』

私は鍼灸師として、のべ20,000人の方に関わらせていただき、鍼灸院に来院する患者さんの目的は鍼灸を受けることだけではなく、それぞれにあるのだということを知りました。
患者さんの目的に対して、身体にも心にもアプローチできる「鍼灸師」という仕事は、生きづらさを抱えた人に対し、大きな可能性に満ちていると感じています。

〈一人ではできないことを〉

2020年、新型コロナウイルス感染拡大により、世の中の不安が強くなり、県をまたぐことが難しくなり、コミュニケーションの分断も起きました。
一方で、オンラインツールが活発になった今ならば全国の鍼灸師を繋ぐことができる。そう考え、メンタル✖️鍼灸オンラインサロン「ここちめいど」が誕生しました。

現在は全国の鍼灸師とオンラインでミーティングや様々なプロジェクトを行っています。誕生から5年が経ち、耕してきた土壌にメンバーの持つ「想いの種」が芽吹き、「ここちめいど」らしい形ができてきました。

どんな自分でも、どんな感情でも、
そのままで安心して生きていていい

メンバー各々がやりたいことを認め合い、心のブレーキを外してチャレンジし、自信をつけてチャレンジしていく。そんな姿をたくさん見てきました。

今回ここちめいどは、新メンバーとして7期生12名を募集します。一緒に新しい一歩を踏み出してみませんか?

米倉まなプロフィール

はりきゅう処ここちめいど 院長
三重県在住

はり師
きゅう師
産業カウンセラー
全日本鍼灸学会 会員
日本うつ病学会会員

中学時代の不登校、高校卒業後の原因不明の体調不良があり、20歳頃からうつ病・パニック障害・自律神経失調症・双極性障害を併発。

投薬療法を始め9年が経った頃に鍼灸と出会い、1日30錠以上になっていた薬を断薬。

なぜ自分に鍼灸が効いたのか知りたく、鍼灸専門学校へ入学した。

整骨院、病院勤務後にまな鍼灸堂開院。

社会人の役に立ちたいと診療時間は13時~22時。自身の経験を元にメンタル鍼灸を掲げ、患者に寄り添った治療を行っている。

 

2015年 まな鍼灸堂開院

2017年 日本健康創造研究会「うつと鍼灸治療」講演 他年間全5件

2018年 人工知能学会学術大会 コモンセンス知識と情動研究会「元うつの鍼灸師が内省するからだとこころの変容」講演 他年間全9件

2019年 セイリン主催セミナー「メンタル鍼灸イントロダクションセミナー」講演 他多数

2020年 オンラインサロンここちめいど始動

2021年 まな鍼灸堂をはりきゅう処ここちめいどにリニューアル
 全日本鍼灸学会学術大会福岡大会多施設の開業鍼灸院における精神的愁訴に対する鍼灸治療:5症例報告 -Patient Health Questionnaireを用いて-他

2022年    日本東洋医学会学術総会医師と鍼灸師の為の実技セミナー(臨床編)「町の鍼灸院に来院されるうつ病患者について」

全日本鍼灸学会学術大会東京大会精神医学シンポジウム「精神科領域における鍼灸の役割ーうつ病を中心としてー」

    全日本鍼灸学会学術大会東京大会【共同研究タイトル】「電子システムを用いた開業鍼灸院における患者実態調査および効果測定~うつ症状と不安症状を対象として~」

2023年 全日本鍼灸学会神戸大会 若手パネルディスカッション(教育研修部主催) 米倉まな「開業鍼灸師が症例報告を行う意義と所感」
米倉まな「鍼灸院におけるうつと不安症状を有する患者の実態調査(第2報)」
    第18回(公社)日本鍼灸師会全国大会in近畿 公開シンポジウム(和歌山県鍼灸師会担当)
「鍼灸(東洋医学)が根づく街」南出賢一泉大津市長、米倉まな

2024年 全日本鍼灸学会仙台大会 鍼灸院におけるうつと不安症状を有する患者の実態調査(第3報)
2025年 全日本鍼灸学会名古屋大会 鍼灸院におけるうつと不安症状を有する患者の実態調査(第4報)

ここちめいどって何を学ぶの?

ここちめいどのまゆさんが漫画を描いてくれました。

 

①月に二回のチームミーティング(傾聴トレーニング等)
7月のMTG 次のいずれか
・第2,4月曜日22時半〜24時
・第2,4金曜日22時半〜24時
・第2,4木曜日21時〜22時半
8月〜10月のMTG
・第2,4月または金曜日22時半〜24時 各曜日でチームに分かれてワークを行います。
以降は日程を調整しながらチーム替えを行います。7期生としての1クールが2025年7月〜2026年1月です。その後の卒業時期は自由です。ご自分で決定ください。
②オーナーと月に一度の個別ミーティング(カウンセリング)ZOOM

③月に一度の全体MTG(精神疾患に関わるゲストをお迎えしています。)
Slackを使ってのグループワーク

⑤オープンチャットを使ってのコミュニケーション

①ー⑤がここちめいどの7期のメンバーとなって最初のスタートになります。

以下は個々のメンバーの興味や余裕、環境によって関わり方がメンバーによっても変わってきます。
強制参加ではありません。

・現在取り組んでいる研究内容等の共有
・はりきゅう処ここちめいどの問診表やカウンセリングシート等ツールの共有
・施術内容の共有
・臨床検討会(入会6ヶ月以降)
・各々のプロジェクト支援
・経営相談
・全日本鍼灸学会への症例報告など

など参加者の皆様とともに現在取り組んでいます。

本来個人相談のみの場合でも、1回6,000円を頂戴しています。

今回これら全てを合わせて6,000円に設定したのは、話を聞いて「良い話を聞いた!」で終わるのではなく、あくまで実践し、結果を出せる鍼灸師さんを増やしていきたいから。

向上心を持てない、練習をするのは嫌だ、という方は、ご参加をご遠慮ください。

参加までの流れ

【募集人数:12名】
※7期の募集時のスケジュール


 

①「LINEの参加登録」
参加検討or希望される方はオープンチャットへご参加ください。
https://line.me/ti/g2/-S-xFvJw9Fwm_6c118mkNDWdyFPOjey1jZBAkQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
②「ここちめいど説明会」
オープンチャットにて2025年5月24日(土)21時〜説明会を行います。zoomURL、及びアーカイブをオープンチャットへシェアしますのでそちらをご覧ください

③「一次選考」
説明会終了後、オープンチャット内に申し込みフォームを掲載しますので、そちらからお申し込みください。5月24日〜開始
1)お申し込みフォームの一次審査
2)随時ご連絡し面接(二次審査)を行います。
この審査は「ここちめいどがあなたのお役に立てるか」を軸に判断いたします。

※この時点で定員になり次第募集終了

④「二次選考」(若干名募集可能な場合のみ)

⑤合格者に合格通知を送ります

⑥決済案内後、ここちめいど『Slack』『LINE』に参加(6月25日頃にSlack登録開始)

→ワークスタート

ここちめいどをちょっと覗き見
「5周年記念」

ここちめいどメンバー

【1期 ミキティ】

私がここちめいどに入ったのは鍼灸師2年目のときでした。
患者さんや身近にメンタル疾患の方がいたから勉強したいというのもありましたが、一番は募集の「自分を好きになりたい方」という言葉が気になったからです。

ストイックだねと言われるほど完璧主義で勉強も仕事もとことん真面目にやる性格で、なんなら褒められることも多いのに自分に自信がない。
自分はなんて難解な人間なんだろう、一生付き合っていくのは辛いなと思いつつ、原因がわからない。

でも、ここちめいどに入って傾聴トレーニングの土台として自分の価値観を知るためのワークをしたり個別ミーティングで話すことで、自分の感情が言語化されて理解できるとスッキリするんだと知りました。
話して癒される体験をすると、自分もそれを提供できる側になりたいと思うようになりました。

患者さんや誰かに評価されるために頑張るという視点から、この人は何に困っているのか?を注目して施術をしたり対話をするようになり、
仕事をしやすくなったし何より生きやすくなったと感じます。

否定をしないというサロン内のルールが本当に大きくて、こんな事聞いてもいいのかな?なんて思わずに、施術のことや経営で困っていることを気軽にメンバーに質問して助けられています。

とっても人見知りな私が5年も居続けられるくらいあったかいオンラインサロンです。

【3期 松っさん】

ここちめいどに入るまで、心に鍼は打てないと思っていました。
私自身、過去うつ病を経験しており、そのとき鍼とお灸で疲れの取れない身体を癒してもらい、そのまま少し眠らせてもらい・・思い返してみると、先生は私になにがあったのかを一切質問されませんでした。カウンセラーさんによるカウンセリングを受けていたこともあって、心はカウンセリング、身体は鍼灸という思い込みが作られたのかもしれません。ここちめいどに入って3年になりますが、先日患者さんから初めて「心も治療してもらったような気がする」と言われました。
鍼灸師は患者さんとゆっくり話のできる職業だと思います。鍼で身体を整え、会話で心を整える。ここちめいどは「傾聴」を学ぶ場です。
人の話を聴くためには、自己理解が欠かせません。
自己理解は、自己開示によって進みます。安心・安全な場で、本当の意味で話を聴いてもらえる経験は、鍼灸師としてだけでなく、人としてたくさんの気づきが得られます。
自分を変えたいと思っている方におすすめです!

【5期 おくちゃん】

ここちめいどに入る前の私は独立したら1人で決断し、1人で行動し続けなくてはいけないと思い込んでいたところがありました。1人治療院の院長として、孤独に負けず戦い続けなくてはいけないという自分が自分に課したプレッシャーは重く、辛いと感じていました。
ここちめいどに入った理由はメンタル疾患の患者さんに自信を持って向き合いたいと思っていたからです。メンタル疾患と傾聴がどう繋がるのかも全くイメージ出来ていませんでした。
同期と一緒に学び始めて住んでいる場所も、経験も、年齢も流派も全く異なる人が集まって学び合う事が出来るのだろうかという懸念も傾聴ワークやトレーニングを通して無くなっていきました。同期や先輩達に励まされ、もっと頑張りたいと思っているうちに1年半が過ぎました。
傾聴はセンスではなく地道なトレーニングが必要なものだということを日々のワークやトレーニングで痛感しています。本を読んだり、人の話を聞いても自分の傾聴は磨かれないことを一緒にやっていく仲間がいるからこそ、励まされ努力し続けられるなと思います。
鍼灸の技術を学ぶように傾聴という技術を一緒に五感で学ぶ事をやるにはもしかしたら勇気が必要かもしれません。ここちめいどという安心安全な場所でぜひ一緒に切磋琢磨できたら嬉しいです。ここちめいどに入って1年以上過ぎて入る前に感じていた孤独感やプレッシャーは気がついたら消化できていました。傾聴を学ぶことで心が強くなっている実感があります。
ぜひ傾聴の面白さを一緒に体感して共有して下さい。
ここちめいどでもしかしたら知らなかった、気づかなかった新しい自分の一面がみられるかもしれません。

ここちめいどメンバー起きた学会発表の連鎖

ここちめいどに入会してメンバーに起きた変化としてもう一つは共同研究から始まった学会発表が、今では各メンバーも発表するようにまでに。

一人では決して踏み出すことがなかった学会発表。
関係各所の協力により互いの強みを活かし新しい一歩を踏み出しています。

2025. 全日本鍼灸学会での発表

1日目5/31(土)
11:12 服薬後も続く更年期症状に対して鍼灸・指圧が奏功した一症例 大杉 美奈(口頭発表)
11:24 鍼灸臨床へのAI導入における意義と課題の質的検討  岩澤 拓也(ポスター)
15:36 鍼灸院におけるうつと不安症状を有する患者の実態調査(第4報) 米倉 まな(口頭発表)
15:36 同業種との連携、傾聴により適切な医療機関へと繋がった一症例 井上 悦子(口頭発表)
16:36 潰瘍性大腸炎患者に対する鍼灸治療の1症例 杉山 英照(口頭発表)

2日目6/1(日)
14:24 身体症状にアプローチした結果症状が改善傾向を示した1症例 田中 隆一(口頭発表)
14:36 鍼灸師のセクシュアル・マイノリティに関する認識の実態 外松 慶土(ポスター)
15:00 円形脱毛症患者に対し全身への鍼灸治療が奏功した一症例 屋 由美(口頭発表)
15:24 頻尿と浮腫改善が家族負担軽減に繋がった一症例 飯田 通容(口頭発表)
16:24 筋性斜頸の術後から続く左半身の自律神経症状への鍼治療の一例 加藤久仁明(口頭発表)

過去の2回の全日本鍼灸学会発表
2023年 全日本鍼灸学会神戸大会
飯田通容「既存患者の危険兆候を鑑別し、病院への再受診を促せた一例」
岩澤拓也「パニック症患者に対する鍼灸治療の1症例」
杉山英照「鍼灸治療と傾聴の併用が奏効したパニック症の1症例」
加藤久仁明「オンラインを活用した開業鍼灸師による共同研究の実施(第1報)」
柴田健一(共同研究)「鍼灸現場における電子カルテの導入および利用の実態調査」

2024年 全日本鍼灸学会仙台大会
飯田 通容「知的障害者家族の心身変化にあはき師が継続的に関わった一症例」
屋 由美 「鍼灸治療と傾聴で関節リウマチの症状改善をサポートした一症例」
岩澤 拓也「開業鍼灸院における鍼灸施術を離脱する要因のアンケート調査」
加藤久仁明「オンラインを活用した開業鍼灸師による共同研究の実施(第2報)」
足立 恵子「看護介護職員が有する自覚症状に対する自己対処法アンケート調査」
外松恵三子 「パニック症患者に対する治療に重要と感じたこと」
田中 隆一「挙児希望患者が有していた睡眠障害に対する鍼通電療法の効果」
柴田 健一「グラフ文書を用いた鍼灸師向けオンライン学習支援に関する検討」
杉山 英照「鍼灸治療が著効した機能性ディスペプシア患者の1症例」

柴田 健一

静岡大学創造科学技術大学院
自然科学系教育部情報科学専攻修了

博士(情報学)


2021年 理化学研究所革新知能統合研究センター社会における人工知能研究グループ分散型ビッグデータチームに特別研究員として入職、現在に至る。
パーソナルデータ利活用による高齢社会デザイン、認知症情報学に関心を持つ。

以前から主宰のまなさんとは同じ研究プロジェクトで交流していました。ちょうど地域での個人健康情報の利活用に関する研究をしたいと思っていたところ、まなさんからここちめいどと一緒に研究しましょう!とお声がけいただき今に至るという感じです。皆さんとてもアクティブで日頃から刺激をいただいています!引き続きよろしくお願いします!

 

松浦 悠人

東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 助教
埼玉医科大学 東洋医学科

博士(鍼灸学)

東京有明医療大学卒業、同大学院を修了し博士(鍼灸学)を取得。埼玉医科大学東洋医学科 非常勤職員、東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 助手を経て2021年4月より助教として臨床・研究・教育に従事。

知りたい・学びたいという知的好奇心は無限の成長の可能性を秘めています。ここちめいどの皆様と一緒に研究を始めようと思ったきっかけは、何事にもチャレンジして自己成長につなげようとするとても前向きな姿勢を感じたからです。研究という未知の分野に飛び込むには勇気が必要ですが、恐れず「やってみたい!」という想いに底力を感じました。ここちめいどの皆様の個性を生かしたチームプレーはとても勉強になることが多く、いつも良い刺激をもらっています。

 

こんな自分だけど好きになりたい
メンタル疾患の患者様と向き合いたい
様々な思いを持って「ここちめいど」に集う

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自分と向き合い過去を認めることで
始められる新たなチャレンジ


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