特別インタビュー:信原奈緒美
話スヒト:なおみさん=な
聞クヒト:おさむん=お
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小学校時代
小学校で一番楽しかったのは鼓笛隊をやってたことかな?
ただ、その鼓笛隊をやる前に仲良かったお友達だったはずの・・子が、
一緒に小太鼓をやろうってことになって、候補者が多いと、テストみたいになって、選抜されますよね。(ふんふん)
私が選ばれて、友達が落とされたら、その帰り道からガン無視されたんですよ。
(ふふ)ハハハ・・友達だろ〜!みたいな感じで・・・
ホントに人が信じられなくなった最初のアレですね。フフフ
お)一番の友達だったんですか?
な)親友だと思ってたんで、本当にショックで・・フッフッフ
お)それは卒業するまで?そう言う状態?
な)私がメチャクチャ気を使って・・多分今だったらやってないんですけど。
その頃はまだ痛いけな、素直な少女だったので・・フッフッフ
なんかすっごい友達に気を遣ってことなきを得た感じですね。(うん)
今思ったら、別に私何も悪くないのにな?って言う・・(ううん)
結構そういう、仲の良かったはずの子に突然仲間はずれにされたり、よく小学校あるあるなんですけど。高学年になんかそう言うのでなんか人間不信に陥った感じがありますね。
お)あ、そこまで?(はい)人間不審になるくらい?(はい)ショックだった?(はい)そうですか。ほぉぉ
な)もともと、おんなじことばっかり、女の子ってグループ組むこと多くないですか?
お)ううん、まあそうですねぇ。なんか・・うん
な)あれが私嫌いで、何でトイレ行きたくないのに一緒にトイレ行かなきゃならないの?(ハハッ笑、はい)とか、そう言う感じだったんで・・
私、小4からちょっと塾に行ってたんですけど、塾の友達は一切そう言うのなかったので、小学校より断然塾が楽しかったです。って言う小学生でしたね。
お)その彼女とは仲直りしたんですか?
仲直りしたんですけど、また、卒業しても近所だったんで付き合いがあったんですけど、成人式を一緒に行ったんですよ(はい)成人式までは良かったんですけど、成人式の後に別の友達と、もう大学とか全然違うあれだったので。
地元に全然私は友達がいないので、(はい)中学から外にいっちゃったので、(ふぅん)他の友達と約束しちゃってたんですよ。別にその子に何も言われていないので、何かあると思わないから式典だけ一緒に出て、『私この後用事があるんだよね。』って言って別れたら、多分それが気に入らなかっ他みたいで、そこからもう音信不通で家の前を走って通り過ぎる感じになりました。でも私関係ないやって思ってるからもうそのまま今もう全く付き合いないです。
お)なるほど
な)そう言うちょっと嫉妬深い感じの友達でした。
ふうん、きっと何か期待があったんですかね。その後ね。分からないですけどね。
な)だったら先に誘ってくれればいいじゃないですか。
お)あっはっはっは(苦笑?)
だから私が誘わなきゃいけないみたいな感じですよね?そう言うことですよね?
私はだから、他の友達から誘われたから、(ふんふん)『いいよいいよ』って言って他の友達と・・だってその友達から式の後どこか行こうって言われてない。
式は一緒に行こうって言われてたけど。その後どこか行こうって言われてないから式だけだと思ってたので・・・。(うぅぅん)成人式までのお付き合いでした。はい・・
お)今のそのエピソードなんかもね、人によっては色々なんか(ありそうですかね?)こう意見がありそう(私がよくなかったりして?笑)ううん、まあそう言うのもあるかもわかんないですけど。いろんな見方はあるかもしれないですね。
な)はい、その子とは週一くらいで会ったりとか、なんか交換日記みたいなのしてた頃があったんですよ。でもなんか、全然楽しくなかったんですよね。私。
お)あっ交換日記が?
そう、なんか気を遣って付き合ってたかなって言う・・。
やっぱ楽しい方いっちゃいますよね?人間ね・・
多分小学校の時のあれがずっと引っかかってたんだと思います。(鼓笛隊の件が?)はい、鼓笛隊の件が・・だってひどくないですか?私逆の立場だったら絶対、『私ダメだったけど頑張ってね。』って言えるもん、私って思ったので。
お)これはちょっとね、この辺は私はそう思うけどみんなはどうかな?(どうですか?ってはい、そんな感じだと思います。)面白い話になりそうですよね?
な)はい。フフフ
お)そっか、小学生はなんかそんなエピソードがあって
な)そんな感じでした。はい
な)結局はなんかこう親が言うままに行ったというのと、よくあるあるなんですけど…入学することが目標になっちゃったんで(う~ん)自分はそこで終わっちゃってたんですよ。
お)なるほど…
な)そうすると、で、あんまり学校自体が自分に合ってなくて(うん)反抗期始まるじゃないですかぁ(そうですね~)殆ど授業寝てる状態になって落ちこぼれてみたいな、ふふ、感じ、ですね。中高落ちこぼれ一直線な感じで…何かろくな(4秒間)あの~なんか良い思い出もないまま卒業しました
お)あ、でも卒業はしたんですね?
な)はい、一応しました。あーだこーだ親に言われながら何とか。
お)そこ、行ったのは、そこに行きたかったっていうのはあるんですか?
な)私は全然、親に言われるままに(言われるかまま…)行った学校だった私が行きたいっていた学校はことごとく却下されて、「ここ行きなさい」みたいな感じで言われたんで、絶対それって駄目だなって本当にしみじみ思ったんで私は息子の時には失敗はすまいと息子に選択させました。
お)え、でもその時にはどうだったんですか。その~自分が行きたいっていう中学があったけど却下されたって思いって。
お)何かもう本当に小学生だからわからないじゃないですか。(う~ん)行きたいって言ったのも何となく行きたいだったので学校見に行ったとかそういうんじゃないんですよ。(違うんですね)あの時代ってだからまぁ~うちの親も忙しかったせいだと思うんですけど(うん、うん)そういうのなかったんでしょうね。何か、うちの母も(うん)父のお姉さんがいるんですけど父の姉に何か言われるがままだった気がします。だったんだろうかなっていう感じがします。父のお姉さんが自分の娘に果たせなかったものを私に期待して「ここに行かせなさいよ」みたいな感じで言ったのをそのまま母が鵜呑みにして私に「ここに行きなさいよ」って言った気がします。だぶん、今思うと。(ふーん)うん。
お)そうか、今みたいに情報がね(うん)オープンになってないですからね
な)ちょっとわかんないですよね
私はもう本当に何か附属高みたいな所に行きたくて、でも親は大学受験させたい学校に行くわけですよ、まぁ結局何も勉強しないからろくな大学、っていうかことごとく落ちまくったんですけど(笑)はい。
お)そうなんですね(はい)なるほど。
お)じゃああんまり中学高校っていうのは…
な)挫折の人生って感じでした。空手に打ち込んでました。(笑)
お)あぁそこで空手が出てくるんですね(そうですそうですそうです)
え、それは、え、そこでこう打ち込めたっていうのは何ですか、そのきっかけっていうのは。
な)女子プロですね。クラッシュギャルズ…
お)じゃあ、結構喜んだんですか、じゃあお父さんなんかは。
な)私、最初「剣道やりたい」って言ったのに(うん)もう何かね私が言うことを本当ことごとく否定する人で『女がそんなの、女が、女が、女が』って直ぐ言うんですよ、うちの父。女なんかがそんなのやったら首太くなるからって言って剣道もやらせてもらえず、で、でも空手はねぇ,型やってりゃいいぁ!って言ってやらしてくれたんですよ。私はそんな型なんて全く考えてなかったんで「まぁ何でもいいやとりあえずやらしてくれんならいいや」と思ってやらせてもらった感じだったんですけど…『型は女の人はきれいだからなみたいな、その本当『女は、女は』ってすぐいうんですよ。あれがもう本当に厭で…(それは…)しょっちゅう言われてました。女なんかってすぐ言われてました。
お)その台詞っていうのは、えぇ小学校の時からですか?それは、お父さんの台詞としては
な)そうです、でも気にし始めたのは社会人になってからです。直ぐ「女は、女なんか、女はじゃないんですよ、女なんか」なんですよ。それが本当に嫌で。ちょっと飲み会が続いたりすると女なんか毎日飲み歩いて何のメリットがあるんだ!とかね、そんな感じの親だったんですよ。はい。(その時…)悔しくてね、悔しくて。え?
お)悔しくて、喧嘩になったりとかは
な)もうしょっちゅう喧嘩してました。
お)その時母はどうだったんですか
な)母、覚えてないな(笑)
お)覚えてない、仲裁に入るでなく
な)覚え…あぁ仲裁入ってないと思います。記憶にない
お)でもあれですね。ある意味その悔しくて言い返すっていうのは健全かもしれないですね
な)まぁそうですね。ただ、黒いものを父が白と言ったら絶対白、父は絶対これは黒いのに黒と認めない人だったのでうん、ねぇ、はい、そういう父でした。
お)じゃあ自分の言ったことはもう曲げないんですね
な)曲げないですね。もうこっちがだから諦めるしかないみたいな、めんどくさいからイイやって感じで「あぁ、はいはいって感じで。まぁ、でも、あぁ、ハイハイなんて言ったら大変でしたね
お)またそれはそれで
な)また逆…もうそれこそぶったたかれます。そんなこと言った日にゃあ
お)そっかぁ、手が出る時代ですよね
な)そういう時代でしたね。(うん)はい。
お)なるほどね。その世代が、僕らの世代がそういう何だろうなぁ、え~家長制度みたいな(はい)まさしく(はい)男が(はい)男尊女卑みたいのがあったじゃないですか
な)もうまさにそれです、はい。
お)それを見ていた僕なんかの世代はそれをしたくないと思って自分たちの子供たちにはその真逆をするみたいな
な)わかります、はい
お)ねぇ、ありますよね
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